全日本バレー高校選手権・長崎県大会 全国目指し4強激突 23日・準決勝、決勝 シーハットおおむら

 バレーボールの第72回全日本高校選手権長崎県大会最終日は23日、大村市のシーハットおおむらで男女の準決勝、決勝が行われる。男女とも4強は昨年と同じ顔触れ。準決勝の女子(10時)は九州文化学園-聖和女学院、純心女-創成館、男子(11時30分)は大村工-長崎南山、鎮西学院-佐世保南で、いずれも1月の県新人大会と同カードになった。決勝は女子が午後1時、男子は同3時開始予定。

 ■男 子

 大村工-長崎南山は今季3度目の対戦。県新人大会は長崎南山、6月の県高総体は大村工に軍配が上がり、どちらも勝者が頂点まで勝ち進んだ。最終対決で、どんな決着が待っているのか。
 鎮西学院と佐世保南は、今季の県大会でともに準優勝の経験がある。県新人大会は鎮西学院がフルセットの激戦を制した。互いに有力な1年生が加わっており、今回も好ゲームになりそうだ。

 ■女 子

 九州文化学園は準々決勝まで危なげない試合を展開。攻守両面で完成度が高く、頭一つ抜け出している。聖和女学院は準々決勝で第4シードの清峰を破った勢いに乗り、波乱を起こせるか。
 創成館は今季、純心女に連勝中。攻めのサーブと高速コンビバレーで初優勝を目指す。純心女は逆転勝ちした鎮西学院との準々決勝のように、持ち前の粘り強い守備から活路を開きたい。

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