マーリンズ 有望株プロテクトに伴い元中日・チェンをDFAに

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日本時間11月21日、マーリンズはルール5ドラフトに関する有望株のプロテクトとして、6人の選手を40人枠に登録した。これに伴い、ロースターの枠を空けるために陳偉殷(チェン・ウェイン)がDFAに。現在34歳の陳はメジャー8年目の今季、45試合に登板して防御率6.59に終わっていた。

マーリンズが40人枠に登録したのは、チーム最高の有望株であるシクスト・サンチェスのほか、エドワード・カブレラ、ニック・ナイダート、ウンベルト・メヒア、ジャズ・チズホルム、ルウィン・ディアスの合計6人。1位のサンチェスを筆頭に、4位のチズホルム、6位のカブレラなど、6人全員が「MLB Pipeline」が公開している球団別プロスペクト・ランキングのトップ30にランクインしている。

昨オフのフィリーズとのトレードでJ.T.リアルミュートの交換要員の1人として加入したサンチェスは、今季AA級で18試合に先発して8勝4敗、防御率2.53の好成績をマーク。数年後のエースとして、将来を嘱望されている右腕である。

チズホルムは、今季途中にトレードでダイヤモンドバックスから加入。2018年はマイナー全体で遊撃手最多となる25本塁打を放ち、今季もAA級で21本塁打を記録した。

カブレラは、今季急成長を遂げ、A+級とAA級の合計19先発で防御率2.23の好成績をマーク。96回2/3を投げ、投球イニング数を上回る116個の三振を奪った。

陳は、オリオールズでプレイしたメジャー最初の4年間で3度の2ケタ勝利をマークし、2015年オフに5年8000万ドルの好条件でマーリンズに加入。しかし、移籍1年目の2016年に5勝5敗、防御率4.96に終わると、翌2017年は故障により9試合にしか登板できず、2018年は移籍後最多の133回1/3を投げたものの、6勝12敗、防御率4.79にとどまった。そして今季は先発ローテーションから外され、リリーフのみで45試合に登板。ところが、4月を防御率13点台で終えるなど、年俸に見合う働きはできず、契約を1年残してDFAに。年俸2200万ドルの契約を引き継ぐ球団が現れないのは確実であり、マイナー降格を受け入れてマーリンズに残るか、フリーエージェントとなって新天地を探すことになるだろう。