楽天今季3勝のルーキー弓削、350万円増の1350万円でサイン 来季は「先発で10勝」

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契約更改を行った楽天・弓削隼人【写真:高橋昌江】

今季は8試合に登板し3勝3敗、防御率3.74

 楽天の弓削隼人投手が21日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、350万円増の1350万円でサインした(金額は推定)。193センチ、105キロの大型左腕ルーキーは完封で初勝利を飾るなど、3勝を挙げた。

 初の契約更改で350万円アップ。それでも、弓削は「1シーズンを投げ切ることができなかったので、来季は今季の反省を踏まえ、シーズンを通して投げ切れるように頑張りたいと思います」と口元を引き締めた。

 社会人野球のSUBARUから入団。ルーキーイヤーの今季は、開幕から6戦目となる4月4日の日本ハム戦でプロ初登板初先発したが、4回1/3でマウンドを降りた。走者を背負いながらも粘り強く投げていたが、3-0の5回に1点を失い、球数95球で降板。初勝利の権利まであとアウト2つだった。翌日に登録を抹消されると、2軍で汗を流した。

「そこで成長できたと思う」と何が足りないのかを考え、意識しながらピッチングやウエイトトレーニング、ランニングに取り組んできた。トレーニング方法も見直すなどし、「思うような球を投げられるようになりました」とステップアップ。7月30日の日本ハム戦では、2安打完封で初勝利を手にした。

 今季は8試合に登板し、7試合に先発。3勝3敗の防御率3.74だった。2年目に向け、「右打者に対して甘くなり、ホームランを打たれてしまうところがあった。コースにしっかりと投げ切れるようにしたい」と課題を挙げた大型左腕。目標は「先発で10勝」と来季の活躍を誓った。(高橋昌江 / Masae Takahashi)