【レビュー】10年経ったらエマ・ストーンもゾンビもパワーアップしてカムバック!『ゾンビランド:ダブルタップ』

B級っぽいノリながら、楽しさをギュッと詰め込んだゾンビ映画としてヒットした前作『ゾンビランド』からはや10年、同じ監督・キャストによる待望の続編が届けられた。

完全にゾンビだらけになった世界で10年間もの間、家族同様に寄り添って生き抜いた主人公たち。新タイプのゾンビや個性豊かな生き残りの人間たちと出会い、物語が展開していく。

この10年間でメジャー作品を経験したエマ・ストーンやジェシー・アイゼンバーグ演じるキャラの活躍も見ものだが、本作をグイグイ引っ張るのはやはりウディ・ハレルソン。

アメリカマッチョの典型、人間味の塊のようなキャラとエネルギーで大量のゾンビたちに立ち向かう。

ゾンビに溢れた”ゾンビランド”でサバイバルするためのたくさんの細かいルールと、全てをひっくり返すような大胆な一手。

ところどころ効いた小ネタや、前作同様あの大物俳優(コメディアン)の絡みも楽しめて、全体的にゾンビフェスのような盛り上がり。

怖くなくて笑えるゾンビ物を観たいならこれをオススメする。

 

映画『ゾンビランド:ダブルタップ』 あらすじ

2009年、爆発的なウィルス感染により地球上の人類がゾンビと化す中、4人の生存者であるコロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)、タラハシー(ウディ・ハレルソン)、ウィチタ(エマ・ストーン)、リトルロック(アビゲイル・ブレスリン)は仲間と共に、明るく楽しく、支え合ったり裏切ったりしながら、かれこれ10年もゾンビ社会を生き抜いていた。そして2019年、地球はさらに激しくゾンビ化し、ヤツらもレベルアップした“新種”として襲い来る!

■監督  :ルーベン・フライシャー
■脚本  :レット・リース&ポール・ワーニック、デイヴ・カラハム
■キャスト:ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリン
■公開日 :11月22日(金)
■配給  :ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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