寒気の影響受けにくい 東・西日本中心に高温 1か月予報

1か月予報(平均気温)。出典:気象庁ホームページ

気象庁は21日、向こう1か月(11/23~12/22)の天候の見通しを発表した。日本付近は冬型の気圧配置が弱く、寒気の影響も受けにくい予想だ。このため、気温は全国的に平年より気温が高く、特に1週目(11/23~11/29)はかなり高い見込み。また、北・東日本の日本海側は、降雪量が少ない予想となっている。

1か月予報(降水量)。出典:気象庁ホームページ

 週ごとの予報によると、1週目(11/23~11/29)は大陸の高気圧の張り出しが弱く、全国的に気温が平年よりかなり高くなりそうだ。北・東・西日本太平洋側、沖縄・奄美は低気圧の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少ない見込み。

1か月予報(降雪量)。出典:気象庁ホームページ

 2週目(11/30~12/6)弱い冬型の気圧配置となる日が多く、全国的に天候は平年と同様と見込まれる。気温は、北日本で平年並みだが、東・西日本と沖縄・奄美で高温傾向となりそうだ。
 
 3~4週目(12/7~12/20)も冬型の気圧配置はあまり強まらず、日本付近への寒気の流れ込みは全般に弱い見通し。このため、北・東日本の日本海側は、平年に比べて曇りや雨(雪)の日が少なくなりそうだ。なお、沖縄・奄美は天気が数日の周期で変わり、平年と同様に曇りや雨の日が多い見込み。

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