パラスポーツ「ゴールボール」を体験

 来年の東京パラリンピックに向け、子どもたちが体験を通してパラスポーツへの理解を深める教室が橿原市で開かれました。

 光を通さないアイシェードを着け、鈴が入ったボールを使うことで視力以外を頼りに楽しむのが「ゴールボール」です。

 視覚に障害のある人が、鈴の入ったボールで得点を競うゴールボールの魅力を知ってもらおうと、橿原市の香久山小学校で開かれた教室には、北京パラリンピックの女子ゴールボールに日本代表として出場した高田朋枝さんが登場しました。

高田さんは、子どもたちにボールの転がし方やゴールの守り方など、ゴールボールならではのゲームの楽しみ方を伝えます。

そして、アイシェードで目隠しした子どもたちはゴールボールの世界を体験しました。子どもたちは、視覚に障害があっても楽しめる競技の魅力を知り、パラスポーツへの関心を高めていました。

参加した子どもたちは 「楽しかったです」

「どこにあるかも分からないし、こっちかなと思っても違うから難しかった」

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