【高校野球】二塁手用は存在しない? グラブ選びの重要ポイントを“達人”に聞く

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久保田運動具店東京支店の山田佑紀さん【写真:編集部】

人気グラブ「スラッガー」を扱うメーカー、久保田運動具店の山田佑紀さんに聞く

 来年から新しい環境で野球をスタートするという選手も多いだろう。年代が上がるほど、用途や使い心地など、グラブへのこだわりは強くなる。楽天・浅村栄斗栄内野手や、日本ハム中島卓也内野手らが使用する人気ブランド「スラッガー」を扱う久保田運動具店にも、この時期にグラブを求めるお客さんが多い。何を重要視すべきか、グラブメーカーのプロに「グラブの選び方」を聞いた。

 グラブ選び、購入までの一連の流れを「Full-Count YouTube」で紹介した。久保田運動具店の山田佑紀さんによると、二塁手用のグラブを求めてきた人に伝える時が最も驚かれるという。「よく、セカンド用のグラブはどれですか?と聞かれるのですが、そういうものはないんです」と説明する。

 山田さんによると「カタログ上では、ポジション別でグラブを載せているのですが、あくまで目安なのであまりそこにとらわれないでほしいんです。実際、手や体の大きさに合ったグラブをお勧めしています」。中学、高校と進んでいくと、体の大きな二塁手(遊撃手も同様)だっている。体の大きさと手のサイズはおおむね比例するため「学生の子が買いに来る時は、ポジション別にグラブは選ばなくてもいいよと言ってあげていますね」とまず、手と体の大きさを確認した上でグラブのサンプルを提示していくという。

 内野手用以外では、投手用、外野手用、キャッチャーミット、ファーストミットとポジション別ミットがある。「オールラウンド用と聞くと思いますが、それは内野用、外野もできる万能型ではありません。内野オールラウンド用と思っていただければ。そこは分けていただきたいですね」と認識の違いを説明した。また、動画の中では小・中・高・大学とカテゴリー別でのグラブの選び方を紹介。「草野球は…サイズも重要ですけど、とにかくかっこいいグラブですね。いろんなプレッシャーから解き放たれて、好きに野球ができるので」と“おすすめ”も紹介した。(楢崎豊 / Yutaka Narasaki)