30万円以下で探す、毎年上位にランクインする12月の優待銘柄5選!

12月は多くの企業でボーナスが出る時期ですね。買い物や貯金のほかに、投資に興味がある人はこの機会に少額から始めてみるのはいかがでしょうか。優待取得を目的として投資をする場合は値上がり益目的と違い、日々の株価を気にしなくてもよいため投資初心者にはチャレンジしやすいと思います。今回は、昨年12月の人気株主優待銘柄TOP10から最低投資金額が30万円以下の銘柄を5つ紹介します。

写真はキリンホールディングスの株主優待


家族で使える優待の代表格

【すかいらーくホールディングス(3197)】

「ガスト」、「バーミヤン」、「ジョナサン」、「夢庵」など多様なブランドのファミリーレストランを直営主体で展開しています。2018年度の外食チェーン売上高は第3位となっています。

毎年、買越人数ランキング上位に入る人気の優待銘柄です。株主優待カードは500円単位での割引となっており、おつりは出ませんので、差額分を現金や電子マネー等で支払うなど組み合わせて使うのが賢いですね。12月に加えて6月にも権利確定があるので、年間で換算するとなんと6,000円相当分にもなります。

外れナシのギフトカード

【ブロードリーフ(3673)】
自動車のアフターマーケット業界向けに、業界特化型の業務アプリケーションや顧客に対する保守サービス、サプライ品を提供している会社です。

コンビニからスーパー、オンラインショップなど国内・海外4,000万店で使える5,000円相当のVisaギフトカードがもらえます。利用シーンがたくさんあって使い勝手は抜群ですね。発行から2年間使えますので、有効期限をあまり気にする必要もなさそうです。

株主限定オリジナルグッズも!

【キリンホールディングス(2503)】

ビール系飲料の大手で、2018年の国内シェア(課税数量ベース)は2位です。主力ブランドはビールの「一番搾り」、発泡酒の「淡麗」、そのほか緑茶飲料の「生茶」等があります。

ビールギフトや清涼飲料詰め合わせ、キリンシティお食事券等から好きなものを選ぶことができます。飲料メーカーならではの優待品ですので、愛飲している人は特にうれしい内容ですね。

株主限定デザインのサッカー日本代表応援グッズも選択肢にありますので、気になる人はホームページで確認してみるとよいでしょう。

便利な通販も優待でお買い物

【千趣会(8165)】
カタログ「ベルメゾン」をはじめとした衣料品やインテリア、生活・服飾雑貨等を販売する通信販売事業の大手です。売上の8割弱を通信販売事業が占めています。

4万円ほどの投資で、株主優待が取得できる銘柄です。こちらは権利確定が6月末にもあり、年間で換算すると2,000円相当になります。さらに長期保有特典もありますので、今回買い付けて来年の12月まで保有しているとさらに500円相当分プラスでもらえることになります。

使い勝手を考えるとイチバン!

【N・フィールド(6077)】
精神科に特化した訪問介護の会社として唯一、全国展開している会社です。医療機関などに属さず、広域かつ柔軟に地域や支援施設・団体と連携しています。

7万円程度と投資初心者にもチャレンジしやすい投資金額で、2,000円相当のQUOカードがもらえます。QUOカードであればコンビニや書店など様々な店舗で利用できるので、せっかくの優待を使いきれないということもありませんね。


12月は180銘柄ほどの優待銘柄があります。投資金額や優待内容から探してみるのもいいですし、自分の身の回りにある企業に投資をしてみるというのもいいと思います。その際、優待を取得するためには権利付最終日に株式を保有しておく必要があるので、気になる銘柄を見つけたら権利付最終日がいつなのかをまずチェックしてみましょう。

※上記は権利確定が12月の優待銘柄のうち、昨年松井証券店内での現物買越人数の多かった上位10銘柄よりピックアップした最低投資金額が30万円以下の5銘柄です。
※優待内容は株主優待取得に必要な最低購入株数、および保有期間の場合のものです。
※株主優待の内容は変更される場合がありますので、必ず当該企業のホームページ等をご確認ください。

© 株式会社マネーフォワード