先日行われたディナモ・キエフとの試合でレッドカードを受けたシャフタールのブラジル代表MFタイソン。
その理由は相手サポーターからの人種差別的な行為に対し、中指を立てた他、ボールを蹴り込む反撃をしたからだ。
『BBC』によれば、それに対して今回ウクライナのサッカー協会が処分を発表したとのこと。
タイソンには1試合の出場停止、シャフタールには1試合の観客入場禁止と罰金1万6000ポンド(およそ230万円)が言い渡されたようだ。
FIFPro(国際プロサッカー選手会)はこのウクライナサッカー協会の判断に対して遺憾の意を表しており、「人種差別の被害者に罰則を加えるというのは理解の範疇を超えている」と指摘した。