苫小牧で「ふゆトピア・フェア」胆振初開催、鈴井貴之氏が講演

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雪と共存 まちづくり探る

 来年1月23、24の両日、胆振管内では初めて苫小牧市で開催される「ふゆトピア・フェアinとまこまい」(同実行委主催)のイベント内容が決まった。雪を有効活用したまちづくりや雪国の魅力を発信する同フェア。メインイベントとなるシンポジウムでは、道内を中心にタレントや映画監督などとして活躍する鈴井貴之氏が「雪で創る」と題した基調講演を行う。

 今回のテーマは「氷都『とまこまい』で創造する令和の未来~雪と共存するまちづくり」。道開発局、道、市、建設関係など17団体で実行委員会を構成。雪や寒さなど北国特有の冬場の課題を克服し、より良い生活を送るための方策を探るのが狙い。快適な環境づくりを目的とした技術開発や意見交換に力を入れている。

 初日は午後2時から苫小牧市民会館大ホールでシンポジウムが開かれ、鈴井氏の基調講演が行われる。同3時半からは、国土交通省北海道開発局建設部道路維持課道路防災対策官・青木秀一氏、苫前町まちづくり企画代表・西大志氏、苫小牧工業高等専門学校准教授・松尾優子氏、道立総合研究機構北方建築総合研究所副所長・松村博文氏が「未来に向けて雪と共存する“まちづくり”を考える」をテーマにパネルディスカッションを行う。同6時からはグランドホテルニュー王子で交流会を開く。

 2日目は冬場の日常生活や災害対応時における支障と影響、冬の魅力について研究者らが発表。企業による除雪機の展示や除雪オペレーターの操作技術向上を目指した競技会も開く。2日間を通して生活環境や防災などの情報提供ブースも設置される。

 同フェアは、1985年度(昭和60年度)に富山市で初めて開かれ、今回の苫小牧で35回目。道内開催は86年度の札幌を皮切りに旭川、小樽、函館などで計11回開催されている。

 交流会の参加など詳細は実行委員会事務局、電話011・709・2311番(内線5479)へ。(佐藤重伸)

【写真=「ふゆトピア・フェアinとまこまい」のイベントを伝えるポスター】