那覇の旧牧志公設市場 2020年開業へ進む解体作業

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12月の取り壊し前に、マスコミに公開された旧第一牧志公設市場=21日、那覇市(下地広也撮影)

 6月に閉場した那覇市の旧第一牧志公設市場の内部が21日、報道陣に公開された。今も看板が残り、肉や魚を扱っていた「市場の匂い」が漂っていた。

 解体工事に向けた作業は14日に始まっており、来年3月中旬ごろまでの完了を目指す。周辺店舗の営業に影響が出ないように作業時は窓を閉め切り、防音や養生シートを貼ってほこりの飛散や騒音を防ぐ。

 市によると、タイルや壁の一部にはアスベストが使われているが、飛散する吹き付けタイプではなく、安全に処理されるという。

 旧市場は1972年にオープン。現在は仮設市場に移転し、営業を続けている。新市場は2022年4月に開業予定。市場組合の粟国智光組合長は「解体はさみしいというのが本音。特注の冷蔵庫も47年近くここまでよく頑張ってくれた。市場の魅力でもある相対売りの空間は新市場でも踏襲していきたい」と語った。