憧れの東京ドーム、球児招待続け30年

夢を応援、市長から感謝状 那須塩原の横山さん

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市から感謝状を贈られた横山さん

 【那須塩原】那須地区の学童球児に、憧れの東京ドームでのプレーを30年間にわたってプレゼントし続けている男性がいる。新朝日、寝具インテリア販売「横山リビング」の横山和市郎(よこやまわいちろう)社長(65)。東京ドームへの切符をかけた大会も開催し、親子2代での出場も増えてきたという。横山さんは「頑張れば夢はかなうということを感じてほしかった」と話す。20日には、渡辺美知太郎(わたなべみちたろう)市長から感謝状が贈られた。

 横山さんが社長を務める横山リビングは、寝具メーカー「西川」のチェーン店。チェーンは30年前から、8月に東京ドームで学童野球の交流戦を行っており、横山さんは那須塩原、大田原、那須の2市1町のチームを招待してきた。

 招待開始から数年後には、出場を希望するチームが急増。そこで那須地区のチームを対象に「横山リビング・NBS杯学童交流野球大会」を立ち上げ、毎年4月から6月にかけて、東京ドームへの出場権をかけた試合を実施している。

 横山さんは「東京ドームでは、子どもたちがこれまでできなかったようなプレーをしている」と目を細め、「憧れの地を踏みしめた子どもたちには、親などへの感謝の気持ちが育つようになる」と話す。

 地域の企業経営者として「同じように『何かできる』と感じる会社が増えれば地域が良くなる。その起爆剤になりたい」という思いもある。大会開催と東京ドームへの招待は、今後も続けていくという。