元ヤンキースのテシェイラ コールはヤンキースに来ないと予想

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日本時間11月22日、ESPNの「Baseball Tonight」にヤンキースOBで現在はESPNのアナリストを務めているマーク・テシェイラが出演した。テシェイラはバスター・オルニーとともに出演したこの番組のなかで、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMのフリーエージェント選手に対するアプローチについて紹介し、そのうえでフリーエージェント市場の目玉であるゲリット・コールはヤンキースと契約しない可能性が高いと予想した。

2009年1月にヤンキースと8年1億8000万ドルの大型契約を結び、14シーズンにわたるメジャー生活の最後の8シーズンをヤンキースで過ごしたテシェイラは、自身がヤンキース入団を決断した2008年オフを回顧。ヤンキースとの契約交渉は11月中旬に始まったものの、キャッシュマンは具体的なオファーを提示してこなかったという。その代わりに、キャッシュマンは代理人のスコット・ボラスに対して「決断するときになったら連絡してほしい」と通達。テシェイラは、キャッシュマンがこれと同じアプローチでコール争奪戦に臨むと考えているようだ。

「全ての代理人は、自身の顧客がどこかのチームと契約する前にヤンキースに連絡しなければ、お金を取り逃してしまうことを知っている」とテシェイラ。「特に今オフは、ヤンキースにとってゲリット・コールは重要なターゲットだ。彼らは簡単には手を引かないだろう」と語り、ヤンキースがコールに対して大型契約をオファーする可能性があることを示唆した。

そして、テシェイラによると、重要なのはヤンキース以外のチームがコールに対してどんな契約をオファーするかであるという。キャッシュマンがテシェイラのときと同様のアプローチを取るのであれば、ヤンキースは他球団のオファーが出揃ったあとにオファーを提示することになる。しかし、ヤンキースがオファーを提示する前に、コールとボラスが他球団からのオファーに満足してしまえば、ヤンキースにはオファーを提示するチャンスすら巡ってこないわけだ。

テシェイラは「僕が西海岸出身で、ドジャースやエンゼルスが獲得に動いているのであれば、ヤンキースよりもそちらに目を向けるだろう。金銭的な条件が同じなら、コールはヤンキースを選ばないと思うよ」と語り、コールが西海岸に本拠地を置くチームと契約することを予想。ただし、「ヤンキースが3億5000万ドルとか4億ドルとかクレイジーなことをすれば、それを拒否することはできないだろう」とも付け加えた。