工藤会本部、取り壊し開始 暴力団排除加速へ

撤去が決まっていた特定危険指定暴力団工藤会(北九州市小倉北区)の本部事務所で22日、建物の取り壊しが始まった。整地後、年度内に売却先の民間業者に引き渡される。市周辺では一時、市民らが相次いで襲撃され、2014年から福岡県警が頂上作戦を展開。構成員の減少に加え、「象徴」だった建物がなくなり、暴力団排除の動きが加速するとみられる。

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