津波時に海底から浮上、新型水門

国内初、岩手・大船渡に設置

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日立造船などが完成させた新型の水門

 日立造船などは、津波などの非常時に海底から浮かび上がり、防波堤の役割を果たす新型の水門を堺市の工場で完成させた。航路の上に扉を配置するのではなく、海底に設置するタイプは国内初という。津波で大きな被害を受けた岩手県が日立造船に約23億円で発注し、東洋建設、五洋建設と共同開発した。水門は同県大船渡市の大船渡漁港に運搬し、来年3月末までに設置作業を終える予定だ。

 水門は幅約41メートル、高さ約19.5メートル、重さ約1800トン。幅約8メートル、高さ約13メートルの板が4枚取り付けられ、普段は折り畳まれた状態で海底に沈んでいる。