深津絵里が藤山直美と“夢の”共演! 岸部一徳&香川照之も「最後のオンナ」参戦!!

テレビ東京系にて1月6日に放送される藤山直美主演の新春ドラマスペシャル「最後のオンナ」(午後8:00)に、岸部一徳、深津絵里、香川照之が出演することが分かった。

同ドラマは、無口で無表情なおかき屋社長で“昭和男”皆川雄一郎と、スナック「ビーナス」のママ・山田美奈子(藤山)の恋を描くホームコメディードラマ。岸部は皆川雄一郎を、深津が雄一郎の娘・小百合を、香川が小百合の夫で入り婿の大介をそれぞれ演じる。

藤山とは40年来の付き合いという岸部は出演にあたり「直美さんが主演となると、ちょっとコメディータッチとか、そっちの方のドラマかなと人は思うと思うのですが、意外とコメディーとか喜劇って普通のドラマよりむつかしいんです。でもこのむつかしいというところに挑戦するという楽しみがあります。普通のいわゆるシリアスなドラマ以上の何かが必要になってくるので、そういう意味では藤山さん、香川さん、深津さんの力がここに集まって、そういった面白いドラマになればいいなと思っています」とコメント。

そして「このドラマの何が一番と言えば、キャスティングだと思います。このメンバーが集まることは意外とない。藤山さんを中心にして集まったということですが、どんな話をするのか、この人たちがどんなドラマを見せてくれるのか。(“この人たち”の中に)僕も入れておきましたけどね(笑)。でも、何といっても藤山直美さんを楽しんでいただきたいなと思います」と視聴者にメッセージを送った。

一方、藤山との共演が夢だったという深津は「本当にうれしかったです。いつか直美さんとご一緒したいとひそかに思い続けていたので。やっとかないました」と感激の様子。そして「最近には珍しいホームドラマなので、日常の何でもないことをさりげなく伝えられたらと思っています。あとは撮影現場のライブ感。そこで生まれるもの、それだけを大事にしてとにかく集中したいです」と意気込みを語った。

また香川も「直美さんと一徳さんのコンビはすごい憧れで。それぞれと共演させていただいたことはあるんですけど、このお二人が一緒の現場っていうのは初めてだと思うんです。お二人が作る世界観に反応することが第一で、役作りはいらないとすら言えるかもしれないです。直美さんとのお芝居は、今までの経験では完全に『スポーツ』なので、反応と一瞬のアイデア、そこに向かっていくスピードと、いつ蹴り込むかシュートだけを狙っています。つまり、作るというより反応する、ライブ感のほうに神経を傾けるのがこの現場では最優先すべきことかなと思いました」と気合を入れている。

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