本田圭佑の新天地、フィテッセの2019-20ユニフォームをチェックする

元日本代表MF本田圭佑の獲得を発表したオランダ1部フィテッセ。

このクラブにはかつて、安田理大(ジェフユナイテッド千葉)やハーフナー・マイク(バンコク・ユナイテッド)といった日本人選手が所属。このイエローとブラックのストライプを着てピッチに立った。

ここでは本田が袖を通す今シーズンのホーム、アウェイ両ユニフォームをチェックしたい。

Vitesse 2019-20 Nike Home

キットサプライヤーは昨シーズンまでMacronから、新たにNikeへ変更となった。色とデザインは伝統のイエロー&ブラックのストライプ柄を継承している。この2色はホームタウンのアルンヘムが属するヘルダーラント州の旗に使われている。

背面の方にはホームタウン名“Arnhem”と、クラブのシンボルマークである双頭の鷲をプリント。この鷲はアルンヘムの旗や紋章にも描かれている。

パンツとソックスはどちらもホワイトを基調としたデザインに。アウェイゲームの場合は相手の着用カラー次第で、フィテッセも色を変える。

Vitesse 2019-20 Nike Away

アウェイユニフォームはワインレッド系の色をメインカラー。前身頃には、第二次世界大戦を描いた映画「遠すぎた橋」の舞台にもなったジョン・フロスト橋を描く。

1944年にこの地で連合軍がドイツ軍と激戦。結果、ドイツ軍からオランダの開放に成功した。このグラフィックは、それから今年で75周年を記念したものだ。橋の上には戦闘に参加した英国第1空挺師団を描く。

袖や肩にはスカイブルーを配置。この2色はフィテッセの定番のアウェイカラーとして使われている。

パンツとソックスもワインレッド系のカラーで統一。フィテッセでこの色の全身同色は珍しいパターンといえる。

© 株式会社ファッションニュース通信社