今年9月、J1史上初となる8年連続での二桁得点を記録した浦和レッズの興梠慎三。33歳ながら今季不調の浦和の攻撃陣を引っ張り、12得点をマークし得点ランキングにおいてリーグ5位の実力を示している。彼の高い得点能力について、Jリーグファンならもう誰しもが理解できるだろう。ただ、この選手は、ゴールを決めること以外にも秀でており、チームへの貢献度は計り知れない。
Jリーグでは唯一無二の変態トラップ
ご覧いただけただろうか。
独特のしなやかさから繰り出されるプレーは、見てる方も引き込まれてしまう。
もしあと5歳若ければ、代表定着も夢でなかっただろう。
周りの選手を活かすことができ、得点もとれる完成されたFWといえる。
ある日、武道家から言われたこととは⁉
ある日の練習で、とある武道家の方から「あなたの身体はおかしい。すごすぎる」と言われたそうだ。
武道のスペシャリストにも響く彼の柔軟さ、脱力感は類いまれなる才能なのかもしれない。
子供のころにどのような生活を送っていたのだろうか。
まもなくACLの決勝が控えている中で、彼のプレーには大いに注目したい。