壱岐の観光情報など発信 スマートニュースに「チャンネル」開設 全国の市町村で初

壱岐市の公式情報や新聞記事などが掲載されるSmartNewsの壱岐チャンネル

 長崎県壱岐市は22日、スマートニュース(東京都)が運営する無料ニュースアプリ「SmartNews」に、壱岐市の「チャンネル」(専用ページ)を開設した。壱岐市が発信する行政情報のほか、壱岐に関する長崎新聞の記事や、壱岐市観光連盟などからの情報などを見ることができる。チャンネル開設は全国の市町村で初。

 チャンネルに表示された記事をクリックすると、それぞれのホームページ(HP)に移動し、詳しく読むことができる。白川博一市長は同日の会見で、チャンネル登録者数1万人を当面の目標に掲げた。

 スマートニュースと壱岐仕事サポートセンター「Iki-Biz(イキビズ)」が6月から連携して取り組みを進めてきた。市は「フェイスブック」「インスタグラム」などの会員制交流サイト(SNS)で情報発信をしているが、より広範囲に情報を発信することが目的という。

 イキビズの森俊介センター長は「情報が伝わることにより、Uターンにもつながりやすくなるのでは」と期待感を示した。

 壱岐市は今後、市民に対する回覧や博多港(福岡市)などでのポスター掲示、各壱岐人会での広報で周知を図る。

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