釣れないときこそ試したい! スピナーベイト(スウェジー)超お手軽チューン!【JBトップ50プロ佐々一真直伝】

ようやく冷え込みが厳しくなってきましたが、まだまだ朝夕と日中の寒暖差が激しく、バスアングラーにとっては大敵ともいえるターンオーバーに手を焼くことも…そんなときこそ活路を見出せるのがスピナーベイトのスローロール。ちょっと深めのレンジをゆっくり巻くための、超絶簡単チューンをご紹介!

たった10秒でまったく別のスピナーベイトに!?

まずは上のタイトル写真をご覧くださいませ。

これ、ちょっと前に行なったルアマガ本誌12月号の『ガチバスBtoB』取材で、佐々一真プロが使っていたスピナーベイト、『バンタム スウェジーTW3/8オンス(シマノ)』なんですが、ある部分にチューンを施しているのわかります?

分かりますよね?

【Profile】
佐々一真(さっさ・かずま)
1989年生まれ。熊本県の生まれだが、トーナメント熱が高じて山梨県へと移住。2016年のトップ50昇格以来、安定したスコアで年間ランキング上位フィニッシュを続けている。2017年にはワイルドカードで優勝、オールスタークラシックにも出場した次世代のスペシャリストだ。ダンディーなヴォイスも魅力的!!

スウェジーならではのイージーチューン!!

「もしかして…いや、まさか…ヘッドにオモリをつけてる?」

正解です。

スウェジーには、ヘッド下部にアイが設けられていて、ここにシンカーを取り付けることによって、簡単に重量を増すことができるのですね。どんなスピナーベイトにも可能なわけではありませんが…

佐々さんは、スナップを利用してアイ付きのダウンショットシンカーを装着していました。

それによって得られる主なメリットは以下のとおりです。

□より深いレンジを探ることができる。
□浮き上がりを抑えることができるのでスローロールさせやすい。
□上の理由から、逆に浅いレンジを速く巻くこともできる。

立ち木をカーブフォールで攻略。重量が増すことで、枝一本一本にしっかりとからませるようなトレースで食わせていました。

なにを着けるかはアングラー次第!

シンカーだけでなく、ブレードやティンセルを取り付けてアピール力を増強するのもおおいにアリ! 使い手のアイデア次第でいろいろ活用できるのがスウェジーのアイ!

ザップの「カチッとブレード」や「アイショット」、「カチッとティンセル」ならワンタッチでらくらくセット可能。これらのアイテムはスウェジーを監修した山木一人さんに教わりました。

パッケージから出してそのまま使用するのもアリですが、ひと工夫加えることでより使いやすくなったり、魚を手にしたときの満足度もアップするのがルアー釣りの楽しみのひとつ!!

お試しくださいませ。

[ アルバム : 【写真のまとめ】 はこちら ]

© 株式会社 内外出版社