常夜灯100年ぶり新調 野々市・林郷八幡神社

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 野々市市の林郷(はやしごう)八幡神社(上林3丁目)の常夜灯が22日までに、天皇陛下の即位を記念して100年ぶりに新調された。土地区画整理事業で人口が増えた地域の勢いを反映し、短期間で寄進が集まった。明かりも白熱電球から発光ダイオード(LED)に替え、新たな光で令和を迎えた地域を照らす。

 1915(大正4)年に建てられた石造の旧常夜灯は、かさの部分をはじめ所々が欠けたり折れたりするなど傷んでいた。今年7月の寄り合いで、氏子有志が即位記念行事として新調を提案し、決めた。

 新しい常夜灯は、台座が1メートル80センチ四方、高さ3メートル80センチで、台座を10センチかさ上げした分やや高くなったが、旧灯とほぼ同じ大きさとなっている。中央に「令和御即位記念」と彫り入れた。

 新調に合わせ、境内にある末社の階段と約10メートルの参道を、歩きやすいよう石畳ふうに整備した。常夜灯が立つ鳥居の前のアスファルトも舗装し直した。

 23日の新嘗祭(にいなめさい)で氏子が集まり、完成を祝う。氏子総代の佛田(ぶった)昭一さん(78)=上林2丁目=は「郷社にふさわしい豪壮な風格に仕上がった。新旧住民の心のよりどころにしたい」と話した。