イギリス首相官邸の猫のラリー、引退はまだしニャい

ロンドン中心部のダウニング街10番地、イギリス首相官邸に住む猫のラリーは、世間に広がる引退説について否定した。「イブニング・スタンダード」紙が伝えた。

首相官邸にはネズミ捕りの名目で、公務員として猫が住んでいる。元野良猫で、2011年から勤務している12歳の白キジのラリーは、迫り来る12月の総選挙やイギリスのボリス・ジョンソン首相が飼っている犬の存在もあり、2020年で引退するのでは、と噂が流れていた。

しかし、「インディペンデント」紙のジャーナリスト、ジェーン・メリックさんが「内部の人に聞いたらそれは嘘だと言われた」とツイートすると、ラリーの非公式ツイッターが、「『引退』はフェイク・ニャース(ニュース)だ……」とコメント。

ネズミ捕獲長としてはそこまで活動できていないらしいが、訪問客への挨拶や見回り(?)など、任務はまだまだあるようだ。

特集「イギリスの官邸を闊歩する猫たち」
http://www.news-digest.co.uk/news/features/16017-the-downing-street-cats.html

© 英国ニュースダイジェスト