生理中の女性スタッフに「生理バッジ」を着けさせる大丸梅田店 どうしたらそんな気持ちの悪い発想が生まれるのかと大炎上

写真はイメージです

大丸梅田店が「女性の性と生理」をテーマにした新売り場をオープン。それに伴い、スタッフが生理中であることを示す「生理バッジ」を試験的に導入しています。こうした取り組みに対し、多くの女性が拒否反応を示し「セクハラでは?」「発想が気持ち悪い」と非難の声が殺到中です。

大丸梅田店は5階フロアを一部リニューアルし、新ゾーン「ミチカケ(MICHIKAKE)」を11月22日にオープンしました。このミチカケでは“女性のリズムに寄り添う”をコンセプトに17店舗が出店。体調や生理など、女性特有の悩みの解消を手助けするサプリや漢方、生理用品などを取りそろえているようです。

その中の取り組みとして、同店ではスタッフが生理中であることを示す「生理バッジ」を導入しました。売り場のコンセプトに合わせた社内や客とのコミュニケーションツールとして、10月15日から試験的に導入しているとの事ですが、こうした取り組みに対し「気持ち悪い」と多くの女性が感じています。

Twitterなどでは、「こういう売り場が出来るのはいいことだと思うけど、バッジは付けたくないし、知りたくないですね」といった声をはじめ、

「それで“お客様も本日生理なんですね! 私もです!”とか盛り上がるとでも?? はぁ?? 全く意味わからん。スタッフの人権は? プライバシーは?」

「客が商品購入するのにまっっっったく必要ない情報だよね」

「何故こんなことに? ビックリです。セクハラでは? 病気や体調って守られるべき個人情報じゃない? 妊娠や生理は病気じゃないっていう例のあれ? っていうか普通に生理中って晒されるのイヤじゃないですかっ。従業員さんが気の毒」

「はっきり言って、発想が気持ち悪い。隠すべきことではないが、自分から赤の他人に言うべきことじゃない」

「理解が進むといいとは思うけれど、プライバシーの侵害とは別の話」

といった声が寄せられていました。

売り場のコンセプトについては好意的なコメントも見受けられましたが、「生理バッチ」に対してはほとんどの方が拒否反応を示していました。コメントでもあったように、とにかく「生理バッチ」を装着させられるスタッフが気の毒でなりません。せめて装着が強制でないことを祈るばかりです。(文◎絹田たぬき)

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