産業教育功労者 長崎県の8人表彰 賜金記念、振興中央会

池松教育長(左)から表彰状の伝達を受ける被表彰者=長崎県庁

 本年度の御下賜金(ごかしきん)記念産業教育功労者に長崎県から県立諫早商業高校長の山本昇氏(59)ら8人が選ばれ、21日に長崎県庁で池松誠二教育長が表彰状を伝達した。

 公益財団法人産業教育振興中央会が産業教育に尽力した在職中の教職員を毎年表彰。長崎県からは、ほかに▽長池紀英氏(60)=県立佐世保工業高校長▽道渕忠之氏(60)=県立長崎鶴洋高校長▽柴田幸穗氏(60)=長崎市立長崎商業高校長▽古賀徳文氏(59)=県立大村工業高副校長▽酒井淑子氏(60)=県立波佐見高教頭▽樋口利彦氏(59)=県立佐世保工業高指導教諭▽阿比留裕之氏(59)=県立諫早農業高教諭-の8人が選ばれた。

 池松教育長は伝達式で「長年にわたって培った知識や技術を継承し、産業教育の振興に尽力してほしい」とあいさつ。樋口氏は取材に「若い先生たちに経験を伝えながら、生徒を育むことを念頭に置いた指導を継続したい」と話した。

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