いじめに立ち向かえ!

プロレスラー、リングで訴え・大江

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リングサイドに集まった子どもたちの大歓声を受けながら攻撃する大谷晋二郎=大江町体育センター

 いじめ撲滅をスローガンに掲げるプロレス団体「ZERO1」無料チャリティー大会が23日、大江町体育センターで開かれた。団体を率いる大谷晋二郎らが繰り広げる熱戦を通じ、子どもたちはいじめ撲滅の熱いメッセージを感じ取った。

 同団体は大谷の考えに基づき、団体とは別に社会貢献事業団体を立ち上げ、全国の学校などを訪問し、講演や試合を通していじめの撲滅を訴えている。大会はその理念に共感した大江町本郷、介護福祉士斎藤美智子さん(45)が誘致した。

 リングに上がった大谷は「プロレスは相手の攻撃を逃げずに受け止めるスポーツ。いじめから逃げずに何度でも立ち上がってほしい」とあいさつ。試合では南陽市出身の女子プロレスラー井上京子とタッグを組み、火野裕士・日高郁人組と対戦。リングサイドから子どもたちの大歓声を受けた大谷が日高からスリーカウントを奪って勝利した。

 試合後、大谷は子どもたちに「君たちの回りにも頑張っている大人はいる。その背中を見て心の優しい人になってください」と語り掛けた。大江幼稚園年長組鹿野蒼大(そうた)君(6)は「技がすごかった。すごい大人になりたい」と話していた。