伝説の獣、水田に出現 土日には撮影場所も 横浜市緑区

水田にわらの龍出現

 横浜市緑区内の水田に、高さ約5メートルの龍(りゅう)が出現している。区民有志が区内産の稲わらや竹材を使い、NPO法人「わらアートJAPAN」の指導で17日間掛けて作り上げた。威風堂々と迫力ある姿で区制50周年を記念している。

 JR横浜線の中山-十日市場駅間の水田(同区小山町)に立ち、電車の窓からも眺められる。龍に先だって作られた全長約2メートルの馬と亀も寄り添う。区内の伝説に登場する三つの動物で、地元の歴史と農の風景を再認識してもらう目的。

 展示は12月1日まで。期間中の土、日曜は水田に記念撮影の場所(午前9時~午後4時、荒天中止)も設けられる。

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