横浜FC、J1復帰 13年ぶり

13季ぶりのJ1昇格を果たし、サポーターらと記念写真に収まる横浜FCの選手ら=横浜市神奈川区のニッパツ三ツ沢球技場

 サッカーの明治安田生命J2リーグは24日、横浜市神奈川区のニッパツ三ツ沢球技場などで今季最終節が行われ、横浜FCは愛媛FCを2-0で下して自動昇格圏内の2位となり、13季ぶりのJ1復帰を決めた。

 横浜FCは前半、FW皆川佑介(28)がPKを決めて先制。後半にも育成組織出身のMF斎藤功佑(22)が追加点を挙げた。桐光学園高出身で元横浜F・マリノスのMF中村俊輔(41)が先発し、現役最年長52歳の「カズ」こと元日本代表FW三浦知良も途中出場した。

 クラブは1998年末に設立。2006年にJ2で初優勝を飾った。初めてJ1の舞台を戦った07年は最下位の18位でシーズンを終え、わずか1年でJ2に降格。以降はJ1から遠ざかっていた。今季序盤も2桁順位に沈むなど出遅れたが、5月に就任した下平隆宏監督(47)の下で巻き返した。

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