　25日（月）にかけては全国的に雨の降る所が多くなる見込み。その雨の後は寒気が流れ込み、北から冬の空気に入れ替わりそうだ。

太平洋側を中心に激しい雷雨のおそれ

　25日にかけては、前線を伴った低気圧が本州の南岸を東へ進み、また、寒冷前線が日本付近を通過する予想。このため、全国的に雨の降る所が多く、西日本～東日本の太平洋側を中心に雷を伴った激しい雨の降るおそれがある。落雷や竜巻などの激しい突風などに注意が必要だ。

　また、前線が通過した後は北から寒気が流れ込み、冬型の気圧配置に変わりそうだ。このため、北日本の日本海側では始め雨の所も次第に雪に変わり、ふぶく所もある見込み。ふぶきで見通しが悪くなったり、路面状況も悪化するおそれがあり、車の運転などには注意が必要だ。

気温は急降下

　全国的にも北よりの風が強まるのとともに寒くなる見込み。24日（日）の札幌の最高気温は10月中旬並みの16.8℃だったが、25日は12月中旬並みの4℃の予想。

　また、関東など25日の日中はまだ20℃前後まで上がる地域も、25日の夜から26日（火）にかけては冷たい空気に覆われそうだ。服装選びや体調管理などには十分な注意が必要となる。