今オフFAコールのエ軍移籍可能性は「66.7%」 MLB公式「勝つ可能性秘めたチーム」

アストロズのゲリット・コール【写真:Getty Images】

韓国出身のドジャース柳賢振は残留予想が「46.5%」 

 今オフFAになった選手について、MLB公式サイトがどの球団に移籍するか予想。MLB移籍情報サイト「トレード・ルーモア」による投票結果などを参考に、最大の目玉であるアストロズのゲリット・コール投手は大谷翔平投手所属のエンゼルス移籍の可能性を「66.7%」としている。

 記事は、「『MLBトレード・ルーモア』」が、先日トップ10フリーエージェントがどのチームと契約するかについての投票を行った。その結果と分析を行う」として、既にホワイトソックスへの移籍が決まったヤズマニ・グランダル捕手、ツインズ残留のジェイク・オドリッジ投手を除いた8人を紹介している。

○ゲリット・コール(アストロズ) MLBトレード・ルーモアでの投票結果:エンゼルス(66.7%)。得票を得たその他のチーム:ヤンキース(15.6%)、ドジャース(4.8%)、フィリーズ(3.1%)、アストロズ(3.0%)、パドレス(2.5%)、ジャイアンツ(1.0%)

 記事は「コールは西海岸でプレーすることを望んでいるという噂である。西海岸出身でUCLAからドラフトされたコールが契約する球団として大多数が選んだのは、エンゼルスであった。エンゼルスは先発投手が何としても欲しい。毎シーズン怪我に泣かされ続けているローテーションにコールが入れば、頼れるエースなることは間違いないしだ」と説明。

 さらに「エンゼルスに加わることは、コールにとっては、南カリフォルニアでプレー出来るというだけでなく、マドンの監督就任、この世代最高の才能を持つプレーヤーの存在など、勝つ可能性を多く秘めたチームに加わることを意味している」と指摘している。

○アンソニー・レンドン(ナショナルズ) MLBトレード・ルーモアでの投票結果:ナショナルズ(60.1%)。得票を得たその他のチーム:レンジャーズ(16.4%)、ドジャース(8.2%)、フィリーズ(3.9%)など。

○スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ) MLBトレードルーモアでの投票結果:ナショナルズ(52.3%)。得票を得たその他のチーム:パドレス(28.4%)、ヤンキース(5.6%)、エンゼルス(3.8%)など。

○ザック・ウィーラー(メッツ) MLBトレードルーモアでの投票結果:フィリーズ(19.1%)。得票を得たその他のチーム:ヤンキース(15.4%)、アストロズ(10.4%)、エンゼルス(7.2%)、ツインズ(6.8%)など

○ジョシュ・ドナルドソン(ブレーブス) MLBトレードルーモアでの投票結果:ブレーブス(40.7%)。得票を得たその他のチーム:レンジャーズ(24.1%)、フィリーズ(9.6%)、ナショナルズ(5.4%)など。

○マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ) MLBトレードルーモアでの投票結果:ブレーブス(39.3%)。得票を得たその他のチーム:ジャイアンツ(11.4%)、ツインズ(10.2%)、ヤンキース(7.1%)など

○ニコラス・カステヤノス(カブス) MLBトレードルーモアでの投票結果:ホワイトソックス(30.7%)。得票を得たその他のチーム:カブス(23.8%)、インディアンス(6.6%)、ジャイアンツ(4.4%)、レンジャーズ(4.3%)など

○柳賢振(ドジャース) MLBトレードルーモアでの投票結果:ドジャース(46.5%)。得票を得たその他のチーム:レンジャーズ(8.7%)、エンゼルス(6.2%)、ヤンキース(5.8%)など。

 柳賢振について記事は「健康で、上手くいったシーズンを終えた柳がドジャースに残留する可能性は高いだろう。しかし2番目に選ばれたチームは興味深い。柳と同郷の秋信守が『レンジャーズのフロントに柳の獲得を押している』と語ったからだ」としている。(Full-Count編集部)

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