ローマ教皇を通じて韓国人被爆者の存在を世界に知ってもらいたいと、韓国原爆被害者協会の韓国人被爆者と被爆2世約10人が、長崎市松山町の爆心地公園での集会と県営ビッグNスタジアムでのミサに参加した。
同協会によると、韓国人被爆者の存在が世界的に知られていないことや、韓国人犠牲者の遺骨を古里に帰すことのほか、核兵器廃絶なども訴えるイ・ギュヨル会長からのメッセージを、教皇の随行員に渡したという。
広島で被爆した沈鎭泰陜川(シムジンテハプチョン)支部長(76)は爆心地公園で教皇のメッセージを聞き「教皇に韓国へ来てほしいと思った」と話した。
沈支部長らは25日、カトリック浦上教会で執り行われる韓日の原爆犠牲者追悼ミサに参列する。
ローマ教皇ミサ 韓国人被爆者らも参加
- Published
- 2019/11/25 10:47 (JST)
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