季節の進みを感じる一週間

25日(月)は、前線が北日本を通って西・東日本の日本海側に南下してきています。前線は夜には日本の東に抜けますが、前線通過後は寒気が入り、日本海側には北寄りの冷たい空気が流れ込んできています。日本海側では日中の気温が日曜日より大幅に低くなり、北陸や北日本では10℃前後低い所もあるでしょう。また、雨や雪が降ったり止んだりする見込みです。

一方、太平洋側は暖かい空気が日中は残り、西日本から東北の太平洋側では20℃前後まで上がる予想となっています。また、南岸を通る前線や低気圧の影響で雲が多く、所々でにわか雨があるでしょう。

ただ、あす26日(火)になると、西・東日本の太平洋側にも寒気が入り、この時季らしい寒さが戻ってくる見込みです。特に関東の最高気温は10℃前後と、きょうより10℃近く低い予想で、朝からほとんど上がらないでしょう。今週は季節の進みを感じる一週間となりそうです。

気象予報士・佐藤 温子

画像について:11月25日(月)午前11時発表の週間予報

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