TBS系で2020年1月3日放送の吉沢亮主演スペシャルドラマ「半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ」（午後11：15）のヒロイン役で、今田美桜が出演することが分かった。今田は「『小さい頃に見ていたあの作品に、まさか自分が出演するなんて！』と大変うれしく思っています」と出演を喜んでいる。
スペシャルドラマは、半沢直樹（堺雅人）が銀行の子会社「東京セントラル証券」に出向した後に起きる、ある事件を中心に展開される。「東京セントラル証券」が創業以来使用してきた証券トレーディングシステムをリニューアルするため、コンペに参加した企業の一つである新興IT企業「スパイラル」。プロジェクトを勝ち取れば数億の売り上げにつながる「スパイラル」にとっては、社運をかけた一大プロジェクトが進行する中で、人知れずある陰謀が動いていた。主演の吉沢は「スパイラル」に所属する“敏腕プログラマー”の高坂圭役を演じる。
一方、本作のヒロインであり、物語の展開の大きな鍵を握る「東京セントラル証券」の新入社員・浜村瞳役を今田が演じる。瞳は「東京セントラル証券」の情報システム部に所属し、プログラミングは専門ではないが、研修として情報システム部に配属。そんな中、証券トレーディングシステムのリニューアルという一大プロジェクトに、担当者の1人として携わることになる。上司である半沢に憧れており、高坂とはコンペを機にかかわることになる。
今田は作品について「『半沢直樹』が放送されていた頃はまだ小さくて、当時の私には言葉の意味も分からないものが多かったのですが、半沢さんの『倍返しだ！』のあの迫力はすごく印象に残っていて、今回の出演のお話をいただいて改めて見直し、その記憶が鮮明によみがえりました。改めて見ると、内容が理解できる年齢ということもあって、より作品に圧倒されました」と魅力を感じたそう。
役柄については「私が演じる瞳ちゃんは、すごくポジティブで女の子らしいけど格好よく、前向きな頑張り屋さんです。台本を読んで、全然私には似てないなと思いながらも、瞳ちゃんのポジティブなキャラクターに元気をもらっています（笑）」と良い影響を受けている様子。さらに「ちょうど私と同じくらいの年齢なので、私の友達や今の新入社員の方々は、瞳ちゃんのように葛藤を抱えながら社会で頑張っているのだなと思いましたし、そんな葛藤も私なりに演じていけたらと思っています。私自身、2020年最初の出演となるこの作品で一緒に成長して良いスタートを切り、醍醐味（だいごみ）でもある『倍返し』をできたらと思います」と意気込みを語った。
