山﨑賢人が「時効警察」に凱旋!「熱海の捜査官」以来オダギリジョーとタッグ

テレビ朝日系の連続ドラマ「時効警察はじめました」(金曜午後11:15)の11月29日放送・第7話に檀れいが、12月6日放送の最終話に山﨑賢人がゲスト出演することが分かった。

同ドラマは時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリジョー)が、名(迷)助手・三日月しずか(麻生久美子)と共に未解決事件の謎に挑むシュールな脱力系コメディーミステリー。第7話ゲストの檀は、「開運メガネ」なる商品を売るカリスマ女社長・桃瀬多恵子を演じる。役どころについて檀は「多恵子は突然、突拍子もないことをしてしまう人で…。『私はツイてないのよ』と言いながら、わざとお財布を忘れたり、バナナの皮をカバンから出して踏んで転ぼうとしたり…と、人として心がまったくつながらないキャラクターなんです(笑)。だから、役作りも今までとはテイストが違いましたね。イメージを膨らませて…というよりは、台本に沿って、楽しく見ていただけるように役を作れたらなと思いました」とこれまでとは違ったアプローチを明かした。

また、今までコメディー色の強い作品にはあまり出演していなかったこともあり、「私の芝居が『時効警察』の世界観にちゃんとハマるのかなぁ…という不安もありましたが、新たな挑戦をしたく、この世界に飛び込みました」と不安を話しつつも、「初めての『時効警察』、初めての役や世界観へのアプローチでしたが、撮影を終えた今、いい作品になったんじゃないかという手応えを感じています。今まで見せたことのない私を見ていただけると思いますし、皆さんにぜひぜひ楽しんでいただきたいです」と自信を見せている。

また、最終話ゲストの山﨑は、動画配信サイトで次々と予言を的中させて有名になった予言者・スピリチャル雨夜を演じる。山﨑は俳優デビュー作となった「熱海の捜査官」以来、約9年ぶりにオダギリジョー&三木聡監督とタッグを組む。山崎は当時を「セリフを覚えて役を演じるだけでいっぱいいっぱい。オダギリさんと2人で階段を降りるシーンでは緊張しすぎて、右手と右足が一緒に前に出ちゃったり…(笑)。それくらい緊張していました」と振り返った。

また、オダギリとの共演は同作以来ということもあり、「今回の再共演といい、『熱海の捜査官』の後もつながっている感じがして、すごくうれしいです。『時効警察』の現場では、オダギリさんと久々にお会いできたので、近況報告から本当に他愛もない話までいろんなお話をさせていただきました。とても楽しくぜいたくな時間を過ごさせていただきました」と声を弾ませた。

最後に山崎は「僕のデビュー作にあたる『熱海の捜査官』で、三木監督やオダギリさんをはじめ、皆さんに本当にお世話になったんです。俳優を始めて今年で10年目なんですけど、このタイミングでまた三木組という“原点”に戻って来られて本当にうれしいなと思いました。『時効警察』のファンでもあるので、出演できて本当にうれしかったです」と出演の喜びを語っている。

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