活水中・高が2年連続金賞 全日本マーチングコンテスト 小浜中は少人数編成ながら銀賞

2年連続金賞に輝いた活水中・高吹奏楽部のメンバーら=大阪市(同校提供)

 第32回全日本マーチングコンテスト(全日本吹奏楽部連盟など主催)が24日、大阪市の大阪城ホールであり、九州支部代表(4校)として高校以上の部に出場した長崎市の活水中・高吹奏楽部が2年連続で金賞に輝いた。同支部代表(3校)として中学校の部出場の雲仙市立小浜中吹奏楽部は銀賞を受賞した。
 今年の活水中・高は、10月にあった全日本吹奏楽コンクールにも九州代表として出場し、銀賞を受賞。高校以上の部で吹奏楽とマーチングの両方の全国大会に県勢として初めて出場した。
 同コンテストには3年連続の出場。今回は73人が五輪をモチーフに、息の合った演奏、演技を披露。舞台に立たなかった部員4人も出演者を支えた。マーチングリーダー、宇根田遥花さん(18)=3年=は「練習の成果を発揮することができた。これまで支えてくれた多くの人への感謝の気持ちでいっぱい」と話した。
 小浜中は全国レベルの大会に16年連続で出場。50~80人が主流の強豪校が名を連ねる中、部員28人の少人数編成ながら持ち前の笑顔を武器に挑んだ。アクション映画音楽メドレーを披露し、軽快なリズムで観客を沸かせた。
 同コンテストは、高校以上と中学校の両部にそれぞれ全国11支部代表25校が出場し、県勢は活水、小浜の2校。中学校9校、高校11校が金賞を受賞した。

銀賞を受賞した小浜中吹奏楽部のメンバーら=大阪市(同部保護者会提供)

© 株式会社長崎新聞社