伝説的なソングライター/ミュージシャン、ロビー・ロバートソンが自作のホリデイ・ソング「Happy Holidays」を急きょデジタル・リリースすることを発表した。
新しいホリデイ・ソング「Happy Holidays」は、ホリデイ・ソングの伝統に対し不遜な楽曲。同曲では美しいギターのメロディに乗せ、年末年始シーズンの二面性について皮肉まじりに歌われる。
「みんなクリスマスや年末年始が大好きだ。陽気な気分になる一方で、ストレスや憂鬱さを感じることもある。だから僕はその両面を称えるような、遊び心のある曲を作りたかった。」ロバートソンが語る。
ロバートソンがさまざまな楽器を演奏し、最近レコーディングされたばかりのこの曲は、ストリーミングやダウンロードで利用可能となった。休暇シーズンのプレイリストに加えることができる。ロバートソンは、同曲からの収益をアメリカン・インディアン・カレッジ・ファンドに寄付される。
ロバートソンは、これまでにもホリデイ・ソングを書いたことがあった。それは1977年にザ・バンド最後のスタジオ・アルバム『Islands』に収録された「Christmas Must Be Tonight」である。この曲はホリデイ・ソングの中でも同シーズンの人気曲となり、新しいの世代のミュージシャンにもカヴァーされ続けている。ロバートソン自身もクリスマス映画の名作『3人のゴースト』で同曲をセルフ・カバーしている。