「白竜湖」消滅の危機!ガバメントクラウドファンディングを活用した再生プロジェクトが始動

2019年11月26日
山形県南陽市

「白竜湖」を消滅の危機から救いたい!
ふるさとやまがた「白竜湖」再生プロジェクト始動

山形県南陽市(南陽市長:白岩孝夫)は、今世紀中の消滅が危惧されている「白竜湖」の環境をよみがえらせるため、“ふるさとやまがた「白竜湖」再生プロジェクト”を始動し、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングにより全国の皆様からの寄附を募集します。

1.目標金額 300万円
2.募集期間 令和元年11月26日より令和2年2月28日まで(95日間)
3.お申込み ふるさとチョイス
URL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/549

■ふるさとやまがた「白竜湖」再生プロジェクト
のどかな田園風景にたたずむ「白竜湖」は、ふるさとの原風景として山形県民に広く愛されています。
しかし、近年、⽔質の富栄養化によるヒシの繁茂や湖面が浅くなるなど、今世紀中の消滅が危惧されています。
プロジェクトでは、段階的に湖面からヒシを除去し、水質改善により白竜湖周辺の景観を保全するとともに、採取したヒシの農業リサイクルに取り組みます。

■ヒシ刈り取り・リサイクル作業費用:300万円

■ヒシを活用して白竜湖の自然環境をよみがえらせる
白竜湖の自然環境をよみがえらせるには、富栄養化した水質を改善しなければなりません。
今回のプロジェクトでは、水草であるヒシの効果に注目しました。

毎年、富栄養化の影響により夏場には⼤量のヒシが湖面を覆いますが、このヒシは水中のリンや窒素を養分として取り込む働きがあり、成長したヒシを刈り取ることで、大きく水質を改善する効果が期待されます。

さらに、刈り取ったヒシを環境資源としてリサイクルしていきたいと考えています。

市内の酪農家や農業高校等と連携し、ヒシを農業用の堆肥づくりに活用します。白竜湖の水質の栄養分が堆肥に生まれ変わり、果樹栽培や野菜づくりに生かされます。