水戸ホーリーホックとキットサプライヤーのGAViCは11日、2020シーズンに向けた新しいユニフォームを発表した。
今季のリーグ戦は全日程を終了した明治安田生命J2リーグ。水戸はプレーオフ進出をかけてファジアーノ岡山との最終戦に臨み、1-0で勝利した。だが、6位ヴァンフォーレ甲府と同勝点・得失点差ながら総得点数でわずかに及ばず、リーグを7位で終了。来季もJ2で戦うこととなった。
Mito HollyHock 2020 GAViC Home
新しいホームユニフォームも伝統のブルーを継承。一見すると普通のピンストライプ柄のように見えるが、線は途中で途切れ、その長さも一定ではないように見える。
2色のピンストライプの色の濃い方は、日本の伝統文様である木賊縞(とくさじま)。木賊(とくさ)とはシダ科の植物で、節がある細い茎が直立するのが特徴的。主に山間の湿地に自生する。そして、スカイブルーの3本線はぶれないクラブの姿勢を表現する。
Mito HollyHock 2020 GAViC Away
新アウェイユニフォームは引き続きベースカラーにホワイトを採用。なお、各ユニフォームのスポンサーロゴマークは2019年のもので、2020モデルでは変更になる可能性もあるとのこと。
木賊縞のデザインはホームキットと同じだが、4色のカラーをランダムに取り入れたCMYK(C/シアン、M/マゼンダ、Y/イエロー、K/ブラック)カラーで彩り、クラブに携わる様々な個性を表現している。
24日にホームのケーズデンキスタジアム水戸で行われたJ2最終節では、新ユニフォームの実物を展示。すっきりしたデザインが印象的だ。
各ユニフォームのコンプリートはこのような感じで、全て同色でまとめるスタイルを採用。GKユニフォームはブラックが1St、グリーンが2nd、イエローが3rdとなる。