小中高生SNSルールを 家庭と学校連携呼び掛け

 大阪市で行方不明になった小学6年の女児が栃木県で保護され、未成年者誘拐と監禁の容疑で男が逮捕された事件は、会員制交流サイト(SNS)が発端となった。県内では今年(10月末現在)、18歳未満の12人がSNSをきっかけに犯罪に巻き込まれ、被害に遭った。児童・生徒のスマートフォン所有率が年々増加する中、関係機関は保護者の犯罪リスクに対する危機意識の醸成や使用ルール徹底の必要性を指摘する。

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