「桜を見る会」 反社会勢力の参加問題を考える 不良たちの結束力を利用する政治家たち 宮迫問題と比較

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安倍晋三総理大臣主催の「桜を見る会」に「反社会勢力」が参加していたことを菅官房長官が認めたと報じられたので「反社会勢力」がインターネットのトレンドワードになっています。

「菅官房長官のお膝元の地方議員のスキャンダルもありましたが、政府広報予算の恩恵を受けない週刊誌一誌だけの報道で終わるほど、メディア統制はしっかりとしていた菅官房長官が自身の件でどうしたのでしょう。宮迫博之等の反社会勢力問題と比較されています」(週刊誌記者)

今夏の参院選で改選を迎えた自民党所属議員に対し、後援会関係者らを4組まで招待できる旨を記載した案内状を送っていたことを世耕弘成参院幹事長が発表していますが、後援会関係者に反社会勢力も含まれるのでしょうか。

「暴走族や暴力団出身者には、ピラミッド構造の組織作りが上手くて、集票マシーンとして多大な貢献をしている人が少なくありません。だから、『桜を見る会』に反社会勢力関係者も招待されるのは暗黙の了解です」

と自民党関係者は語ります。

中には、そのような後援者が自然と集まって苦労された議員もいらっしゃるようです。

「三原じゅん子参議院議員が議員になる前から苦労されています。人気タレント『三原順子』のファン世代の不良等が、今では集票力あるアラフィフの経営者に育っています。三原さんが政治家になる前から、ディナーショー等を開催するとチケットを買い占めて、『若い衆』を率いて集結する元不良の中小企業社長達が集客を競っていました。観衆の過半数を占めて、握手の際に手にキスをする等の暴走をする人もいて当惑されていました。集客力あるファンは、選挙の時には多大な貢献をして下さいます。社員のことを『若い衆』と呼ぶのは、暴走族や暴力団を経てきた社長ならでは。不良の武勇伝も持つ文科大臣の萩生田光一衆議院議員も、元不良に慕われているので、大変ですよ」

と別の自民党関係者も語ります。

反社会勢力に付き纏われてご愁傷様ですが、反社会勢力とツーショットで追放される芸人に比べて政治家は免責特権階級との不信感を国民に持たれてしまったのはどのように解決するのでしょうか。(文◎安倍しんのすけ)

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