手づくり郷土賞に拓生会  干陸地の利活用評価 国交省

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 国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防を閉め切って創出した広大な干陸地の利活用に取り組む諫早市高来町のNPO法人「拓生会」(増山忠男理事長、26人)が、本年度の国土交通省「手づくり郷土(ふるさと)賞」(一般部門)に選ばれた。
 同賞は1986年度に創設。社会資本と関わりのある地域で新たな魅力を生み出す活動を表彰している。本年度は一般、大賞の両部門に全国から45件の応募があり、計24件(うち九州6件)を選定。本県ではこれまでに21件が選ばれており、今回が4年ぶりの受賞となった。
 同会は前身の団体を経て2006年に法人化。高来町深海地区の干陸地の管理を国から委託され、コスモスを植栽したフラワーゾーンは秋の風物詩に成長した。周辺河川の清掃や環境学習などにも取り組む。
 増山理事長は「協力してくれた住民と共に喜んでいる。受賞を励みに今後も頑張る」と話した。受賞記念発表会は12月14日、東京都内で開かれる。24団体が活動発表を行い、部門別のグランプリが決まる。