美川憲一が作詞に初挑戦 男装4人組グループ「ザ・ヴァイパー」と共に CD発売記念イベントを開催

美川憲一が、男装4人組のパフォーマンス・ユニット「ザ・ヴァイパー」と期間限定のグループを結成。11月26日、池袋サンシャインシティ噴水広場で、新曲『いいじゃない〜自由通り』(11月27日発売)をお披露目した。

どーも、みなさん。こんにちは」と美川憲一が登場すると、ステージのある噴水広場前に詰めかけた熱心なファンから「ケンちゃん!」とすかさず声がかかった。
広場を見下ろす2階、3階、4階からも、買い物に訪れたお客さんを含め、たくさんの人がステージを見物。雪の結晶を模したラメがきらめくパンツスーツ姿の美川は、お客さんに手を振りながらヒット曲『さそり座の女』、『おんなの朝』を熱唱。

私、青春歌謡でデビューしてなかなか売れなかったの。でもシングル3枚目でこの曲に出会いました。今もステージに立てるのはこの歌のおかげです」と『柳ヶ瀬ブルース』をしっとりと歌い上げた。

その後、美川が「ザ・ヴァイパー」を呼び込むと、会場に詰めかけた彼らのファンから歓声が起こった。

『ザ・ヴァイパー』は同じレコード会社の可愛い後輩です。最初は若い子たちについていけるか心配だったけど、歌ってみたらテンポの速い曲もいいわね

黒のスーツでキメた神(JIN)、春月(HARUTSUKI)、優弥(YUYA)、いちる(ICHIRU)の4人は、リーダー・優弥のボイスパーカッションに合わせてそれぞれ自己紹介。カップリング曲『息を止めて』を歌い、『いいじゃない〜自由通り』のサビのフレーズ「いいじゃない」に合わせ、両手と頭でアルファベットの「E」を作る振り付けを観客にレクチャーした。

その後、ゴールドのラメがキラキラと輝く豪華な衣装に着替えた美川が登場し、新曲『いいじゃない〜自由通り』を披露。昭和歌謡の雰囲気をまとったダンスミュージックを見事に歌い上げ、「歌って1回聞いただけじゃその良さがわからないのよ」ともう一度披露。ファンにとっては嬉しいハプニングとなった。

なお、この曲では、芸能生活55周年を迎える美川が作詞に初挑戦している。

行き当たりばったりで深く考えてないけど、作詞家の石原理酉先生が私のアイデアをうまく取り入れてくださいました。歌詞が覚えやすくて、耳に残っていいじゃない」(美川)

リーダー・優弥も、「この曲は美川さん語録がたくさん入っていて励まされます。落ち込んだ時も前向きになれる曲なので、みなさんに毎日聞いてほしいですね」と語った。

© チャンネル銀河(株)