八代が火消し女王 第24回全国女性消防操法大会 頑張る姿、子どもたちに

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第24回全国女性消防操法大会で息の合った操法を披露する八代市本部女性消防隊=横浜市(八代市提供)

 全国の都道府県代表が競う「第24回全国女性消防操法大会」で、県代表の八代市本部女性消防隊が初優勝を飾った。前回は人吉市女性消防隊が優勝しており、県勢の2連覇となった。

 消防庁と公益財団法人日本消防協会が2年に1度開催する小型ポンプの操法を競う大会。今回は13日に横浜市であった。代表の5人でチームをつくり、56メートル先の的を狙ってホース3本をつないで放水。速さや正確さ、安全性などを競った。

 八代市本部女性消防隊は他チームが50秒以上かかる中で、46秒56という圧倒的速さで勝利。指揮を含む五つの役割操作別のトップに贈られる番員賞も、2人が獲得した。

 同隊は、会社員や市職員、主婦ら10人で構成。前々回も全国大会に出場したが、ポンプのエンジントラブルで失格となった。隊員たちは雪辱を期して家事や仕事の後に週3回ほど練習を重ねたという。

 放水口を持って的に当てる役割で番員賞を取った3児の母の保育士、野村絵美さん(33)は1月入隊。「子どもたちに一生懸命頑張る姿を見せたいと思った」。ホースをつなげて延ばす役割で番員賞を受けた、会社員の野田貴美子さん(33)は「周囲の支えで最高の結果が出せた」と笑顔を見せた。

 5人を率いた笠田佳子隊長(70)は「一番の強みはチームワーク。2連覇を目指して、県勢3連覇を果たす」と、次の目標を掲げている。(中村悠)

熊本日日新聞 2019年11月20日掲載