片寄涼太がサトリ世代の医師役で「病室で念仏を唱えないでください」出演

GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太が、TBS系で2020年1月クール放送の連続ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」(金曜午後10:00)に出演することが分かった。同局ドラマ初出演となる片寄は「初めての医療ドラマへの出演で、そうそうたるキャストの皆さまとご一緒させていただけるということで、良い緊張感と期待感を抱いています」と心境を語っている。

同名コミックを原作とした本作は、僧侶でありながら救命救急医でもある異色の主人公・松本照円(伊藤英明)の奮闘を通して、「生きることとは、そして死ぬとは何か」を問う1話完結形式の医療ヒューマンドラマ。片寄が演じるのは、松本と考え方や行動が全く真逆なため何かと反発するサトリ世代の研修医・田中玲一。代々続く医者の家系で、自身も後期研修医として「あおば台病院」の救命救急に所属している玲一は、救えない命に諦めの気持ちを持つなど命に対してドライで、たくさんの命を救うため邁進している松本とは考え方や行動が全く真逆。サトリ世代のクールさで松本に対して何かと反発するが、かかわり合う中で次第に憧れに近いものを感じていく。

役柄について片寄は「伊藤英明さん演じる松本とは気が合わない、命にクールな研修医ですが、松本のような人間をどこかうらやましく思ったり、どこか殻を破ることのできないような葛藤を持ち合わせているように感じています。そんな田中の姿は、さまざまな方が変化や成長する過程で感じるものと重なる部分があると思っています。田中自身の成長が多くの方の共感を得られるように、心を込めて演じていけたらと思っています」とコメント。そして「何より『あおば台病院』の一員として、最高のチームワークで作品づくりに臨めるよう、周りの方々からたくさんのことを学んで努力して参りたいと思います」と意気込んでいる。

また、動画配信サービス・Paraviでは、片寄がが主演を務めるParaviオリジナルのストーリー(タイトル未定)の独占配信が決定。特別版ドラマは、本編では描き切れない患者や家族のその後のエピソードなどを、1人の研修医を通して本編とは違った角度で見せていく。片寄は「オリジナルのストーリーでは田中の目線で物語が描かれて、より深く田中についても知っていただけると思うので、そちらもご期待いただけるとうれしいです」と呼び掛けた。

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