アニメ「映像研」のOP曲をchelmico、ED曲を神様、僕は気づいてしまったが担当

NHK総合で2020年1月5日よりスタートするアニメ「映像研には手を出すな」(日曜深夜0:10)のオープニングとエンディング曲が決定した。オープニングには爽健美茶のCMソングで一躍注目を集めた女性ラップユニット・chelmico(チェルミコ)による「Easy Breezy」が、エンディングには謎の覆面バンド・神様、僕は気づいてしまったによる「名前のない青」が起用された。また本ビジュアルも公開され、映像研の“電撃3人娘”が、自分たちが空想した“最強の世界”に飛び立つ様子が躍動感いっぱいに描かれている。

同作は「アニメは設定が命」と力説するほどのアニメ好きで、スケッチブックにさまざまなアイデアを書きとめている高校1年生の浅草みどり(声・伊藤沙莉)と、彼女の才能に気づいた同級生の金森さやか(声・田村睦心)、カリスマ読書モデルながらアニメーター志望の水崎ツバメ(声・松岡美里)が、協力しながらアニメ制作に奮闘する青春ストーリー。

OP曲を歌うchelmicoは「コメントがほしいと言われたのですが、いまだにこの喜びを言語化できません」と大喜びで、「自分たちのラップで大童澄瞳先生の『映像研』が、湯浅政明監督のアニメーションが、動くってやばくないですか? “最強の世界”の一部になれたこと誇りに思います」と興奮しきり。さらに「『映像研』のキャラクターたちの心情をなぞるように、ラップする喜び・作り手の喜びを今一度かみ締めるような曲になりました」と楽曲について話した。

また、神様、僕は気づいてしまったは「自分の生きた痕跡をいかに残すか。人生におけるこの重要な問題に対して、僕はモノづくりというひとつの解を選択しました。『映像研』は、そんな自分のあり方を見つめ直すきっかけを与えてくれたように思います」と作品に魅了されている様子。そして、「誰しもがそれぞれの方法で生きた証しを残そうともがく中で、この楽曲もまたそんな誰かに寄り添うものであるよう願っています」とメッセージを寄せた。

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