シ村の過去が明らかに! 松岡昌宏の妻役に安達祐実、怪しい教祖役に吹越満!!

テレビ東京系のドラマホリック!「死役所」(水曜深夜0:12)で、松岡昌宏演じる主人公・シ村の過去に迫る第9話に柄本時生、濱田龍臣が、第9話から最終話まで安達祐実、吹越満がゲスト出演することが分かった。

同ドラマは、あずみきし氏の累計300万部(電子書籍含む)を超える同名大ベストセラー漫画を初映像化したもので、“死を通して一人一人の生き方を問う”という深いテーマを、魅力ある個性的なキャラクターたちが時に軽やかに、時に厳かに魅せる人間ドラマ。12月11日放送・第9話では、シ村との因縁がある宗教法人「加護の会」に入信し、お客さまとしてシ役所を訪れる寺井修斗役を柄本、優秀さから兄・修斗の劣等感をあおることになる弟・寺井恭平役を濱田が演じる。そして、第9話と合わせて12月18日放送の最終話にも出演する安達は、生前のシ村・市村正道の妻・市村幸子役を、吹越は宗教法人「加護の会」の教祖・蓮田栄山役を務める。

第9話に出演する柄本は「死役所は漫画で読んでいたので出演が決まった時はうれしかったです。自分の役どころはなかなか難しいところが多かったですが、やれてよかったなぁと。見てくださる方も、何が良くて悪くて幸せで不幸せなのか考えるかなと思うのですが、一番は面白いといっていただければうれしいです」と喜びのコメント。濱田は「僕が演じさせていただいた恭平は、医大に合格した優秀な弟の役で、そんな弟とは反対に、あまり前向きになれない兄の修斗。対照的な兄弟のやりとりにも注目していただければと思います」と見どころを語った。

また、生前のシ村・市村正道(松岡)の妻・幸子役の安達は「松岡さんとの共演は今年2度目でしたが、今回ご一緒させていただき、幅の広さに改めて感動しました。この作品で私は、シ村さんの妻を演じています。不思議な雰囲気を持っていて、でも、とても魅力的な女性です。子育てに悩む中で、常に家庭には死というものが付きまとうようになっていくのです。命あるものには終わりがある。死にゆく者も、その周りの者も、どう生きてどう死と向き合うのか。その壮絶さと物悲しさに触れた作品でした」と振り返った。

そして、生前の市村正道・幸子家族にも大きな影響をもたらす「加護の会」の教祖を演じる吹越は「ボクがやらせていただいた役は、怪しい宗教の怪しい教祖さまでした。まぁ、もともとボク自身が怪しいヤツなんで、特にこれと言った役作りをせず臨んでしまいました。もし、あまりうまくできてなかったりしたならば、『怪しさ』の種類をもっと研究するべきだったと反省をしたり、『ん? 俺は自分で思ってるほど怪しくないのか?』と少し安心したりするかもしれません。実はボクの実年齢に近くない役で、80歳くらいと30歳くらいの時代だったかな。老けなきゃと若返らなきゃです。そこは楽しかった。カツラや特殊なメークは使わずに挑戦させていただきました。どーみえるかなぁ。少しでも説得力のある『若返り』と『老け』になっていればうれしいです」と語り役づくりを楽しんだようだ。

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