「光書」展

 奈良をはじめ、関西で書に親しむ人たちの作品展が今、大阪のリーガロイヤルギャラリーで開かれています。

 作品展には、大和高田市に住む書家、葉山光波さんと葉山さんが指導する教室のメンバーら40人の作品を展示しています。

展示会のタイトル「光書」には、自分が最も残しておきたい作品という意味が込められていて、会場には「書くことが大好きだ」という人たちの思いのこもった作品60点が展示されています。

こちらの作品は、半世紀以上前に作られた貴重な用紙「蜜箋(」を使い、葉山さんが書き上げた作品です。

こちらは、自身の米寿の記念にと書かれた作品です。

また、奈良県内の寺院の僧侶らが筆をとった作品も展示されていました。

書家 葉山光波さん

「墨の香りを嗅ぐと気持ちが落ち着きます、それが(書道を楽しむ)第一段階です」

この作品展は12月1日まで大阪の中之島にあるリーガロイヤルホテル1階ギャラリーで開かれています。

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