京都中央信金の純利益9億円減51億円 9月中間決算

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 京都中央信用金庫が27日発表した2019年9月中間決算は、純利益が前年同期比9億円減の51億円だった。株式配当収入の伸びなどを受けて資金利益が増加した一方、前年同期に計上した倒産に備えて積む貸倒引当金の戻し入れ益などがなくなり、減益となった。

 長引く金融緩和に伴う金融機関同士の金利競争を受け、貸出金利回りは0.04ポイント低下の1.24%。インターネットバンキングなどの手数料収入は増加し、本業のもうけを示す実質業務純益は2億円増の64億円だった。

 9月末の預金残高は前年同月末比720億円増の4兆7302億円。貸出金残高は、訪日外国人の増加を受けて好調なサービス業などを中心に事業性融資が伸び、598億円増の2兆6930億円に拡大した。

 内部留保額は前年同期比82億円増の2371億円。事業性融資の増加などから自己資本比率は0.06ポイント低下の10.78%で、健全性を示す国内基準(4%)は大幅に上回った。