女子高校野球に驚異の125キロ右腕! 「クラーク仙台」などが30日の交流大会出場

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クラーク記念国際高仙台キャンパスの選手たち【写真提供:クラーク記念国際高仙台キャンパス】

「クラーク仙台」女子野球部は昨年4月に創部、今春全国大会で準優勝

 高校の女子野球部による「楽天イーグルスカップ東北女子高校硬式野球交流大会」が30日、楽天生命パークで開催される。出場するのは「クラーク記念国際高仙台キャンパス(宮城、以下クラーク)」、叡明(埼玉)、開志学園(新潟)の3校で、初開催となる。

 主催するクラークは昨年4月に東北初の女子硬式野球部を創部。今年春の全国大会では1期生の1年生11人で決勝に進出した。神戸弘陵(兵庫)に0-1でサヨナラ負けを喫したが、堂々の準優勝。侍ジャパン女子代表に選出されたエース小野寺佳奈投手が、高校生女子の最速となる125キロをマークした。

 夏の全国大会は初戦敗退だったが、第10回全国女子硬式野球ユース大会でも決勝(福井工大福井に0-1でサヨナラ負け)に進むなど、実績を重ねている。

 クラークは創部から地元のプロ野球球団・楽天と提携してチーム作りをしてきた。石田隆司監督は楽天の元投手で、プロでのコーチ経験が豊富な広橋公寿氏がヘッドコーチを務めている。プロを経験したベースボールスクールのコーチ陣からアドバイスを受けることも。また、楽天の練習見学や試合観戦などでプロの技術を間近で吸収している。カリキュラムは午前中に学校で一般科目を学習し、午後からグラウンドで野球の練習に没頭できるようになっており、こうした環境で力をつけてきた。

 そして今回、楽天の本拠地・楽天生命パークで交流戦を初めて実施する。9時からクラーク対叡明、11時30分から叡明対開志学園、14時からクラーク対開志学園の3試合が行われ、入場は無料。渡辺崇部長は「東北の女子野球の発展と、高校女子野球の活性化を目指し、企画しました。来年は規模拡大を目指しているので、まずは1回目を成功させたいですね」と話している。(高橋昌江 / Masae Takahashi)