《ベストアーティスト2019》DEAN FUJIOKAがファンへの感謝&話題の”ディーン・タピオカ”制作裏話を語る

現在放送中の嵐・櫻井翔が総合司会を務める「日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2019」(午後7:00)。2019年の音楽シーンを彩った豪華アーティストおよそ40組が出演し、名曲や同番組でしか見られないコラボを披露している。

今年もテレビを見ながら楽しめる恒例の裏配信企画「大魔王の部屋」を配信。番組に出演するアーティストたちが本番前後に古坂大魔王が待ち構える部屋を訪れ、番組の裏側やマル秘情報などのトークを繰り広げている。

「大魔王の部屋」にDEAN FUJIOKAが登場。古坂とドラムなどの楽器について語り、視聴者の質問に回答するなど、さまざまな話に花を咲かせた。

囲み取材では、3カ国語でのパフォーマンスについて問われ、「精いっぱいやりました。日本語が分からない方々も含め、より多くの方々にこの番組と自分の楽曲のことを知っていただけたらいいなと思います」とコメント。さらに、今年を振り返って印象的なエピソードとして「アジアツアーを年明けに行って、自分が過去にお世話になった街や人々に再会できて、自分の活動の姿や今後の目標をあらためて考え直すいい機会でしたね」と大盛況のツアーにも触れつつ、新たな目標が見つかったことを告白。「自分が今までやったことがないことに挑戦し続けたいです。司会業であったり、アクションであったり…。あとは、一つ一つのパフォーマンスや内容を深めていきたいなということもあります。日本を含めた広いアジアのリージョンで支えてくださった方々に感謝を伝えながら、自分が情熱を持ってやっていることを“プロ”としてやり続けるために努力しないといけないなと」と明かし、グローバルなフィールドでの活躍を支えるファンへの感謝を忘れなかった。

また、2020年の東京オリンピックに関しては、「自分の母国や祖国みたいなものってこういう時に考え直すきっかけになる。だからこそ日本の良い部分を、日本の文化に興味を持ってくださっている方や、まだ気付いていない方にも気付いてもらえるようなきっかけ作りの活動ができたらいいなと思います」と話し、インバウンドが増えるであろう来年に向けて、期待に胸を膨らませた。

また、先日発表になった“ディーン・タピオカ”についての質問が飛ぶと、「タピオカもある意味、ルーツですもんね。すごくご好評いただいていています(笑)。ギャグだったんですけど、三谷幸喜監督だったり、中井貴一さんや明石家さんまさんも面白がってくれて。『やれやれ!』と背中を押していただいて。その勢いもあってこういう形で実際に実業の方につながっていきました」と制作の裏話を披露。「自分でも『これで本当にいいのか?(笑)』という思いもあるのですが、楽しいことは積極的にやりたいなと思いますし、環境に優しくストローは紙ストローでエコに努めていますし、タピオカの新しい楽しみ方と、願わくば自分のEPを聞いていただけるきっかけにもなればいいなと思います」と環境への配慮、そして自身の楽曲のアピールも忘れなかった。

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