ベトナム初の農業高21年開校 県内5校運営モデル

高鍋農業高での研修で精米について説明を受けるファン・バン・トゥエ副学部長(中央)とチャン・スアン・ドアン学部長(左)=高鍋町

 農業の近代化を目指して専門知識を持つ人材の育成が課題となっているベトナムで初の農業高校を設立しようと、同国の農業大学校関係者2人が県内の農業高校などで研修に臨んでいる。本県の教育課程などをモデルにするため、来年3月まで5校で学校運営や授業のカリキュラム編成、職員の配置、実習方法などを総合的に学ぶ。

© 株式会社宮崎日日新聞社